2015年09月06日

『東京定年』

『異世界居酒屋「のぶ」』でコミカライズも果たし勢いを見せる 蝉川夏哉 さんのふとした
思いつきをもとに、糸畑要 さんが企画・編集して「コミックマーケット88」にて頒布した
アンソロジー。他に 谷津矢車 さん、DJあかい さんを迎えて44ページに渡る短編集です。

http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/33/75/040030337551.html


東京への人口集中、そして高齢化する状況を問題視し成立した、いわゆる「東京定年法」
により東京に住む65歳以上の高齢者には高額の税金や医療費等の負担割合増加が課せられ
東京から出ることを余儀なくされる──。そんな未来を想定して生まれた短編の数々です。


一作目は原案の発案者である 蝉川夏哉 さんによる「東京ゴールデン街の夜」。浜松に移り
5年が経過した“忠雄”が久々に東京、新宿へ足を運び「東京定年」を迎えた高齢者の哀愁
に触れながら、「ゴールデン街」の雑多な雰囲気が取り持つ奇妙な縁を描くエピソード。

冒頭でも述べた通り、「異世界グルメもの」での活躍がめざましい 蝉川 さんらしい飲食の
描写を踏まえつつ、高齢者だけでなく若者も視点に加えることでありえそうな未来や考え方
をより現実的なものとして感じさせる小編でした。最後に僅かな救いがあるのが良いです。


二作目は 蝉川 さんの原案にのって企画・編集を務めた 糸細要 さんによる「第4の人生」。
もうじき65歳、「東京定年」を迎える専業主夫の“昭雄”がまだまだ働き盛りの妻“凪子”
との関係を見つめ直し学校、会社、夫婦とは違う新しい生き方を模索する顛末を描く小編。

「高齢者適正居住推進センター」、通称「姥捨機関」という東京の外へ移住する候補地を
その人の資産状況や家族構成などを元に機械的に選び出すこの機関の衝撃的な描写たるや。
娘の“佐久良”が“昭雄”のことを考えてくれる良い子であるところに希望を感じました。


三作目は、ゲストとして迎えられた DJあかい さんによる「ドキュメント・東京定年」。
彼女から結婚を迫られ、いざその親に会ってみると「仕事が不安定な奴に娘はやれん」と
否定される始末。30歳直前ということもあり人生設計を見直す“僕”の機微を描きます。

「独立行政法人 人口適正化機構」いわゆる「東京定年機構」に転職した“僕”が高齢者
と応対する回数を重ねていく中で、東京の問題を地方に押し付ける施策への疑問を示唆する
短いながらも考えさせられる小編。最後に親が「落とし前」をつけてくるのが潔いです。


四作目、アンソロジーの最後を飾るのは 谷津矢車 さんの「そう、それは灰色の未来」。
「東京定年法」の施行から10年が経過した日本で同じ嗜好をもつ老人たちが新しい組織体
「インテレシャフト(興味社会)」を形成されていると記事を書く“潮見”に関する話。

「東京定年」に更なる可能性を加え新たなテーマとして投げかけ直す、約20ページに渡る
小編はトリを務めるだけあって実に読み応えがあります。谷津 さんの体験? を活かした
ちょっとした遊び心も加えられていて思わずニヤリとさせられる場面も。実に秀作でした。


2015年の1月3日、Twitter 上での 蝉川 さんと 糸細 さんのやりとりを拝見して興味を
抱いた企画がこうして1冊の本にまとまる、そして読めるという現実を目の当たりにして
「同人誌」の可能性と言いますか、凄いものだと実感いたしました。オススメの一冊です。



#(参考)

##東京定年 まとめ
#【 http://togetter.com/li/765729

#谷津さん、「東京定年」寄稿作について語る - 谷津矢車観察日記
#【 http://blogs.yahoo.co.jp/yatsuyaguruma_sousaku/13541325.html


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2015年09月05日

『小学生なのに恋をしたら死ぬとか、つらたんです』&『劇場版 アイリッシュスナイパー 〜恋をしたら死ぬとか、つらたんです〜』

みかみてれん さんの自著『恋をしたら死ぬとか、つらたんです』の非公式書き下ろし長編。
「コミックマーケット88」で頒布された、恋を知らない“ヒナ”の幼少期を描く一冊です。
(イラスト:荒川 さん)

みかみてれん さん、藤村由紀(古宮九時)さんの合同サークルへ委託した 鰤/牙 さんの
『劇場版 アイリッシュスナイパー 〜恋をしたら死ぬとか、つらたんです〜』も拝読です。
(イラスト:そばや さん)

http://unnamed.main.jp/turatania/
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/32/39/040030323970.html
http://www.toranoana.jp/mailorder/article/04/0030/32/49/040030324938.html


何はともあれお祭り企画。「小学生〜」は、今ではクレイジーサイコビッチとして名高い
“ヒナ”が見せる幼少期の好奇心旺盛っぷりにまず驚かされます。そして彼女にまだ知らぬ
恋を教えようとする“あいり”と、それを見届ける“美卯”とのやりとりが面白いです。

「小学生〜」で登場するこの三人が「アイスナ」でも登場。しかも、それぞれに「恋」を
知った上で。“ヒナ”が引き起こす「突発性胸キュン死」の顛末がこれぞクロスオーバー
という逸話の数々でこれまた面白い。それにしても そばや さんの絵、ステキすぎです。

“シュルツ”の苦労性な面も久々に見れて一安心したところで「別冊活動報告その2」の
『みかみてれんは誰だ!』ですが「なろう」にも明るくない身には全問正解など夢また夢。
いきなり「プロレスのお話」に持っていくのは笑いました。読んで損はない本ばかりです。

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2015年04月12日

『よし×けい』

ライトノベル作家が同業者を美少女化した挙句、百合カップルに仕立て上げる事案が発生
ということで 弘前龍 さんのライトノベル作家ペアリング小説第二弾を拝読であります。
(イラスト:ふゆまる さん 曲・動画:ほのづき さん コミック:すざき さん)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm25850399
http://www.pixiv.net/member_illust.php?illust_id=49421269&mode=medium
http://www.nicovideo.jp/watch/sm24167772
http://shop.comiczin.jp/products/detail.php?product_id=21686


今回の主役は“折口ヨシノ”と“十階堂ケイ”。拾い上げ作家は同業の知り合いが少ない
と感じる“ヨシノ”が同じような境遇にある(と思われる)作家と集まる会を設けた事が
きっかけで、“ケイ”という珍獣(?)と顔を合わせたところから物語は動き始めます。

予備動作なしで拳を入れたりとドSっぷりを見せる“ヨシノ”とそれでもへこたれず奇行
に走るドMっぽさを感じさせる“ケイ”がどうして朝チュンしてしまう展開になだれ込む
のか、その衝撃的な顛末に注目です。大事な場面で噛んでしまう“ヨシノ”が可愛いです。

本編中にも登場した“ナツキ”と“ミサキ”のその後を描く『なつ×みさアフター』では
しっかりしていても抜けている“ナツキ”とちゃらんぽらんながらもキメる所はキメる
“ミサキ”のいつも通りな感じが堪能できます。次はどのカップリングですかね(苦笑)。

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2014年08月31日

『NR4』

前野ひろみち・仁木英之・円居挽・寒河狷介・秋月耕太・箕崎准(敬称略)によるリレー
小説、そして短編を収録した「奈良」愛に溢れる同人誌、その第4弾を拝読であります。
(イラスト:ふみふみこ さん)

http://lilting.ch/dojin/nr/4/


リレー小説はとある健康法「NR療法」を題材にした物語。施術士が注意を促す「NR空間」
の謎がやがて「NR療法」そのものに秘められた壮大な計画へと繋がっていく展開はまさに
「どうしてそうなった」感がハンパなくて素敵。最後はきちんとラブで収めてきますし。

秋月耕太 さんの「ふたりの、密室」が密室百合もので一番楽しめました。すれ違って、
でもまたちょっと戻してという淡くて脆い関係が好きです。そういう点では 箕崎准 さん
の「奈良の女子校生が「ろこどる」やってみた。」も百合だから好きですね。(そこか)

円居挽 さんの「NGNR(ノゲナラ)」が毎度トレンドを押さえてくるタイトルで惚れ惚れ
します。とある学園を担う一族の弱みを握るため暗躍する少年が見せる人情もの、という
ことで内容も良かったです。次回『NR5』で締め括りとなるそうですので期待しています。

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2014年08月25日

『101番目の百物語異聞』

「MF文庫J」から刊行され、完結した『101番目の百物語』の外伝を サイトウケンジ さん
自らが描く同人誌。装丁を 木緒なち さんが担当し、ペーパーが付くなど豪華仕様です。
(イラスト:涼香 さん)

http://odorigui.blog.jp/archives/1007448524.html


“モンジ”のことを想うあまり“理亜”が「迷いの森(ワンダーフォレスト)」のロアに
苦戦を強いられるのが前段となる異聞外話。彼女の窮地を救うため、“一之江”の凶悪な
までに強い能力が遺憾なく発揮されます。相変わらずラブラブだなぁ、こんちくしょう。

そして本編となる異聞では、目撃情報という噂を介していつの間にか本人と入れ替わる
「存在しない自分(ゼロ・セルフ)」のロアに“モンジ”の主人公特性をコピーされ、
“一之江”の存在をもコピーされるという前代未聞の窮地に“モンジ”が立たされます。

それをどう覆すか、という方法が信頼と親愛に満ちた彼ら、彼女らにふさわしい内容で
「爆発しろ」レベルです。これぞ『101番目の百物語』、十分に楽しめました。頒布も
盛況で再販決定とのことですのでご祝辞を。そして益々のご活躍を祈念しております。

http://odorigui.blog.jp/archives/1008018034.html

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2014年08月24日

『なつ×みさ』

ライトノベル作家が同業者を美少女化した挙句、百合カップルに仕立て上げる事案が発生
ということで 弘前龍 さんのライトノベル作家ペアリング小説を読ませていただきました。
(イラスト:ふゆまる さん 曲・動画:ほのづき さん)

http://www.nicovideo.jp/watch/sm24167772


女子高生作家となった“天沢ナツキ”が授賞式に出席して、同期の“鷺宮ミサキ”──
美人にしてボクっ娘──と出会う所から物語は始まります。片や社交的で奔放に振舞う
相手に、片や青春真っ只中な相手に興味を持ち始める様子を“ナツキ”視点で描きます。

他にも作者の「脳内美少女フィルター」によって“エメラルド・スミス(エミィ)”や
“折口ヨシノ”、名前は出てきませんが「ギター経験者の先輩作家」も登場します。
『ばけらの!』で作者が出てこないから百合になった、と言うのが雰囲気として近いか。

聞いたことのあるような数々のエピソードに加え、『耳をすませば』を映画館で観て
青春を感じた身としては始終キュンキュンしっ放しの、ソフトで良い百合小説。同人誌
だからこそできる内容でもあり満足の一冊です。・・・これ、続き出ないですかね?(チラッ


#こんな「まとめ」もあります。

#◆なつ×みさ アフター - Togetterまとめ
#【 http://togetter.com/li/709114

#◆疾走! 電撃ミニ四駆部!!(3) #ラノベ - Togetterまとめ
# 【 http://togetter.com/li/685217

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2013年09月01日

『流星小説。』

「ラノベ作家休憩所」が頒布する日日日、十文字青、田尾典丈、森田季節、藍上陸、各先生
による小説同人誌第四弾。あまり流星というコンセプトに寄らない短編集を拝読しました。
(イラスト:refeia 先生)

http://seijoshosetsu.com/


抑圧された少女と少年の機微を切替えながら描写する「きゅうくつティラノ」。“寺野”が
前向きに生きてくれたのが救いです。記憶と存在意義の狭間で揺れ動く者たちの葛藤を描く
「星屑一号」。“陸雄”の悲しみは終わり無く続いてしまうのか、気になるところです。

様々な属性に人格を持たせ、人気の度合いに合わせて契約更改して一喜一憂する様子を
描く「ヒロイン戦力外通告」。流行り廃りのある属性が何を思うのか代弁させる流れは確かに
シュールと言えばシュールですが、ワリと一番印象に残った感があります。

神様の気まぐれで甦った自殺少女の苦悩を描く「リメンバーズ」。残された側の気持ちも
含めて揺れる機微の描写が切なさを醸成します。終末に至る前の不思議な情景を描き出す
「1999年、7の月のバス停。」。フラッシュバックするかのような描写が印象的でした。

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2013年08月31日

『NR3』

仁木英之、秋月耕太、箕崎准、円居挽、前野ひろみち、ふみふみこ、寒河狷介、以上敬称略
で贈る奈良愛溢れる小説同人誌第三弾。初のリレー小説も交えた渾身の一冊を拝読です。
(装画:ふみふみこ 先生)

http://naralove.web.fc2.com/nr3.html


話の筋をある程度コントロールしないと迷走しがちな「リレー小説」。読み終えてみると
一番読みやすかった印象が残ります。馬鹿をやった若い日の無茶ぶりや、その因縁が大人
になって思わぬ無茶振りとして帰ってくる。ちょっとした人情モノみたいで良かったです。

「万葉戦隊ヤマトファイブ」はレッドの立ち位置である“光太郎”が実に残念でグダグタ
なノリが楽しめる短編。「宇宙戦艦ヤマト川」は宇宙規模での生命の摂理に巻き込まれる
奈良県民が奈良っぽい謎の技術で対応するという奇想天外な物語で思わず苦笑します。

「ボンクラたちの夏」は思わぬ騒動の果てに振舞いを見つめ直すきっかけを得る人たちの
話でちょっとイイ話風。「HGNR」は友達が少ない少年少女がささやかな謎を契機に縁を
繋げる、なるほどミステリ的なお話。「ひみこ!」は盆地が暑い点に痛く共感しました。

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2013年01月27日

『南町黒衣録 第壱話 赤墨の予兆 Replay:天下繚乱RPG』

すがのたすく 先生の “鳥居甲斐守耀蔵” への愛ゆえに始まった南町が舞台のリプレイ。
「天下繚乱RPG」公式サイトにて公開されているものをリライトした同人誌となります。
(イラスト:すがのたすく 先生)

http://tr.jive-ltd.co.jp/minamimachi_replay01.html
http://tr.jive-ltd.co.jp/minamimachi_replay02.html
http://tr.jive-ltd.co.jp/minamimachi_replay03.html


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  寅三郎 : 一度ここを離れてしまうと、奉行には護衛もいっぱいいるし、
       近づくこともままならないだろうね。
  軋羽 : あたいもそのために黒衣衆に入ったわけだし。
  亜弥 : じゃあ、もいっかいキッと睨み付けて、
      「・・・・・・絶対、絶対あんたの寝首を掻いてやるんだから!」
  耀蔵 : 「娘ひとりにいかほどの事ができるか、尽力してみせよ」
  亜弥 : うああぁぁっ!(悶え転がる)
  GM : うあああぁぁぁ!(悶え転がる)
  軋羽 : おふたりがなにかを発散しておられる(笑)。
  亜弥&GM : 鳥居様ああぁぁぁっ!!(ゴロゴロゴロゴロ)
 _____________________________________


三輪清宗 先生が演じる “鳥居” 様に止む無き事情から兄を斬られた少女 “亜弥” ・・・
なのですが、そのPLである 平沢ミノル さんもGMと一緒に悶え転がってしまう始末(笑)。
“寅三郎” を演じる 小太刀右京 先生、“軋羽 ”を演じる 李重Y さんも大変です(苦笑)。

“耀蔵” からは突如乱心したかのように見えた “亜弥” の兄。その裏に妖異の気配を
察した “耀蔵” が 「黒衣衆」 を従えてその闇を討つ、という展開。敵に対する非情な
態度を見て「いいところがあるかも」と錯覚する “亜弥” の行く末が見どころです。

公式サイト版には未収録のシーン(小太刀 先生が突然ショートコントをするとか(笑))や
すがの 先生の愛があふれるPCの裏設定、ラフイラストも収録されているのがこの同人誌
の強みであり、より楽しめる要素でもあります。・・・でも、次はいつ出るかな(苦笑)。

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2009年08月29日

『時空のデーモン めもらるクーク(3)〜悪魔は貢ぐよどこまでも〜』

シナリオライターの 丸戸史明 氏、そしてイラストレーターの かんなぎれい 氏が
タッグを組んで同人作品として制作しているオリジナルライトノベル。その第3巻を
早速ですが、読ませて頂きました。

http://www.n-010.com/


・・・ホント、「現地」で入手できなかったときはどうしようかと思いましたが
思わぬタイミングで「とら」に救われたのは僥倖でした。

商業作品では絶対に使うことの出来ない直接的なネタの引用、よりメタな描写の数々。
普段読んでいるライトノベルでは味わえない感覚の数々が何とも新鮮でした。
北側寒囲 氏の告発状(笑)も添え物にしては随分とパンチが効いていて中々。(w

とは言え、『ホワルバ2』に注力していくであろうことから “俊介” と “空子” の微笑ましくも
綱渡りな関係の続きが読めるのはまた暫く先になりそうな予感ですが、何よりもこの作品が
好きなことには変わりがないので、いつまでも待ち続けることでありましょうな。

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2009年08月15日

『がんばれ!消えるな! 色素薄子さん 〜同人誌総集編〜』

先日、「REX COMICS」から第1巻が刊行された 水月とーこ 先生の『薄子さん』。
その同人誌版(総集編)も紹介しておきましょう。・・・時期が時期なだけに。(w

http://smile.poosan.net/mizukitoko/


・・・自分も自動ドアが開かない、というケースは何度か体験しています。(^^ヾ


同人誌で描かれている “薄子” さんは「コミックREX」で連載されているのと比べると
より色素薄めで表されています。加えて幸が薄い感じも強いような気もします。

そんな “薄子” さんを通じて伝えたかった「誰にも幸せになることができる」という
先生の想いに触れて 『薄子さん』 という作品が更に好きになれたと思います。


・・・それにしても、“助手” さんもキャラが強いですねぇ。ステキです。(ぇ

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2008年12月02日

『トリニティ×ヴィーナス(1)』

ということで昨日ご紹介したリプレイ本の原作。原作は 是空とおる 先生、コミックは

合鴨ひろゆき 先生が担当されております。

http://www.jive-ltd.co.jp/catalog/4861765605.html


リプレイを読む前にまずコチラを読んでおくことをオススメしますよ。実際にセッション内で

世界観や背景、「トリニティって何? ヴィーナスって何?」みたいなことを理解させるために

使ってましたし。

今作はリプレイと比べて時間軸が少し先のお話になります。もちろん主人公も別です。

とは言え、こちらは 是空 先生の友人・知人の名前をもじったキャラクターが出てきますので

違った意味で親近感が湧くというか。(w

#他に分かりそうなのは 小太刀右京 先生くらいなものですが。(^^;

トリニティ所属の“ミヅキ”と“シン”、ヴィーナスの「十仮面」、他にも色々と

クセのあるキャラクターが揃った熱い作品になりそうですので、リプレイとの絡みがあるか

といった点も含めて楽しみにさせていただこうかと思います。

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2008年01月08日

『TRASHBOX #16』

そんな感じで「STUDIO S.D.T.」の新刊を譲っていただきました、ぃちゃな 氏に。

こうして見ると ゆーき さんの絵も、何と言ったらいいのか、随分と線が柔らかくなった

というか優しい感じが出てきたかなぁ、と感じます。ほんわかしますね。

posted by 秋野ソラ at 18:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 同人誌

2007年11月09日

『NNR [New’s Network Remix] vol.3』

新(ニュー)さんの新刊が「とら」に卸されていたので購入してきました。

やっぱり面白いですねぇ、通して読ませていただいた感想としては。


まずは『2428』。何と言っても「外」と「内」とでの使い分けが激しい “純佳” の

バカップル・・・ではなく仲良し兄妹っぷりに磨きが掛かって楽しいです。

巻末のオマケ漫画も見ておくと、その対比が良く分かると思います。

兄 “圭一郎” の真面目なんだかアホなんだか分からない挙動にも注目です。(w


で、 『ほのぼの日常漫画』。こちらは母 “君江” さんの独特な感性でもって

息子の彼女(というか嫁同然)である “雪姫” をこれまた違った意味で

「言葉責め」していく様子が面白かったです。

あと、“君江” さんが今の母親観を持つようになった背景にも注目です。


商業の4コマ漫画や、オマケ漫画、キャラクター座談会『イヌーイさん編』、

NNRキャラクター名鑑と他にも楽しめるコンテンツが掲載されていますので

機会があったら目を通しておくのも一興かと思います。

『〜 vol.4』 がリリースされる機会があれば、また手に取ることになると思います。

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2007年08月10日

『Fate/Zero(3) −散りゆく者たち−』

7/27発売の第3巻ですが、今回はサッサと読み進めてしまいましたよ。

2営業日くらいかけて。

http://www.fate-zero.com/


今巻はもうなんと言っても “ランサー” が不憫でしょうがない。その結果を

招いたのは間違いなく “衛宮切嗣” その人なんですが、流石に

“セイバー” もあの冷酷無比な決着の付け方は見過ごせなかったようで。

ただ、

  「騎士なんぞに世界は救えない」

とつぶやいた彼の言葉は、あの酒宴で “アーチャー” や “ライダー” が

こぼした発言と等しきもののような気がしてならないです。

こんな冷戦のような関係の二人が、どのような経緯をもって「あの結果」に

辿り着くのか気に掛かるところですが、他にもまだ解決しなくてはいけない

案件、一番は “言峰綺礼” と “アーチャー” の件でしょうけど、それらをどう

まとめてくるのか、最終巻である4巻に期待しておくことにします。

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2007年07月20日

『Fate/Zero(2) −王たちの狂宴−』

・・・何とか第3巻が出る前に読むことが出来ました、2営業日くらいかけて。

『Fate/Zero(3) −散りゆく者たち−』は7/27発売です。

http://www.fate-zero.com/


“アサシン” が消えなかった理由がなるほど納得、というか設定として

見たときに凄い良く出来ているもんだ、とただただ感心するばかりでした。


それにしても “ライダー” の固有結界 『王の軍勢(アイオニオン・

ヘタイロイ)』 は反則レベルの宝具ですなぁ。

“アーチャー” の 『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』 が

「物量作戦」なら、“ライダー” のそれはまさに「人海戦術」。

しかもその全てが英霊、サーヴァントとあってはもうどうしたものやら。

あれでは “アサシン” もひとたまりもないというもの。彼の特性を

考慮せずとも。そんな法外な宝具を持つ英霊たちに “セイバー” が

どう立ち向かっていくのか、まだまだ見どころは尽きないようです。


最後にあった、王たちの酒宴の席で “セイバー” の心に残った

「しこり」というか「わだかまり」のような想いは、もしかしたら

『Zero』の結末まで引きずっていくことになるのかも知れませんね。

・・・定められた結末、あるいは始まりに向けて。

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2007年07月17日

『METAL SHOT try5』

店頭に行って無かったら切ない、と思って念のため通販をお願いしていた

のですが、かなりの店頭在庫を用意していたみたいで、すぐに品切れ

といったことはなかったようです。

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/co2a/


・・・再販分の『METAL SHOT try4』は無くなってましたけどね、すぐに。(w

やっぱりMS少女、好きだなぁ自分としては。昔、明貴美加 さんの画集を

購入したのも今となっては良い思い出。「メガミマガジンクリエイターズ」も

そうですけど 駒都えーじ さんは良い仕事をされております、ホントに。

今回はそういったメカ少女の他に「白銀のカル」「蒼い空のネオスフィア」

「暁のアマネカと蒼い巨神」のラフを加えた、全体的にややメカ寄りの

内容になっております。

#「白銀のカル」は一冊にまとめてくれるのかな?>角川書店 様


こういった機械も描ける絵師というのはあまり見かけないので、そういった

意味でも眼福かなぁ、と今回も思った次第です。

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2007年06月11日

『TAKADONO OTHERS?』

「ポリ白」番外編が載っている、ということで高殿円 先生の同人誌を

購入してみました。・・・「とらのあな」で。

http://takadono.parfe.jp/


「遠征王」シリーズは未読・・・というか「角川ビーンズ文庫」自体に

手を出したのが何年前だか分からない、というレベルなのでそちらの

解説はひとまず置いといて。


ということで 『バースデイ・ホワイト』 を読ませて頂きました。

・・・とりあえず、“スノウ” がメイドなんだなぁ、という設定を

改めて思い出させてくれたような気がします。(ぉ

“ブランカ” の庇護欲をそそられるような可哀想さもそうですが

“プリムローズ” の「黒さ」にますます拍車が掛かってます。

執事の “ルーク” も思わず凍り付いてしまうくらいに。(w

35ページほどの短編ですが、ちゃんと「オチ」ついていて十分に楽しませて

もらいました。


身重な体でお仕事を続けられている、という点には敬服するほか

ありませんが、「カーリー」も、「ポリ白」も、これから読む予定の

「銃姫」も期待していますので、ここは気長に待ちたいと思います。

・・・とりあえずキネティックノベル版の「ポリ白」、2つとも予約を

してこないといけませんな、まずは。

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