2012年06月17日
『Maaya Sakamoto Live 2011 in the silence』
コンセプトアルバムを曲順の通りに演奏する、2011年12月に行われた 坂本真綾 さんの
異色のライブを余すところなく収録したDVD/BDが満を持しての登場となりました。
【 http://www.jvcmusic.co.jp/maaya/disco/indexVTBL-13.html 】
チケットの抽選をことごとく外して歯痒い感情を抱いたこと、今でも思い出せます。まぁ、
結局は仕事の都合で行けなくなることが分かって更に切ない思いをしたのですけど。でも
BDの高画質・高音質で当時の状況を垣間見ることが出来て救われる気がします。
MCもちゃんと収録してくれているので、いつもの真綾さんらしいトークが聞けるのは素敵な
仕様です。最近のスマッシュヒットである『おかえりなさい』のライブバージョンが聴けた
のも嬉かったです。今回のサプライズは「雪」でしたか。スタッフさんイイ仕事してます。
映像特典のメイキング映像に収録されているコメンタリーからは今回のライブ、あるいは
ライブそのものに対する心境の変化、そして想いが伝わってきて、これまた良い話を拝聴
出来たと思います。また1枚、BGVとして重宝しそうなBDが増えました。
2011年03月26日
『這いよる! ニャルアニ 1&2 パーフェクトボックス特別限定版』
逢空万太 先生の 『這いよれ! ニャル子さん』 アニメ第1期&第2期を収録した
DVDの他、書き下ろしアンソロジー、第1期主題歌CDも付いた一箱が発売中です。
【 http://ga.sbcr.jp/bunko_blog/nyaruani/ 】
アニメ第1期のコメントは以前にしたことがあるので今回は割愛しつつ、颯爽と
第2期について述べておこうと思うんですが・・・第11話から第12話への落とし方は
原作未読者的にOKか? と気にしつつもこれこそが 「ニャル子さん」 クオリティ。
オーディオコメンタリーにて声優さん方が 「幼少期の話をもっと」 みたいな発言を
されておりましたが、そのあたりはパープル先生・・・もとい むらさきゆきや 先生が
アンソロで魅せて下さってます。ある意味 『ゆうれい〜』 との正しい融合。(ぇ
担当された第2期脚本の内容を違った方向からアレンジしたかのような 逢空 先生の
小編、あわむら赤光 先生の 『〜黒歴史』 とミックスしたかのような小編、こちらも
安心の、というかいつも通りのテイストで安心して読めるというか、そんな感じで。
阿澄佳奈 さんの 『好き、好き、大好き。』、LISP の 『恋する乙女のカタルシス』 を
聴きながらこれを書いてますが、30分アニメ・・・いけるかな〜。いや、やれるものなら
是非ともやってみてほしいところですヨ、と言いつつ今後の展開に注目しておきます。
2009年11月08日
『beatmania IIDX VISUAL EMOTIONS 8』
「VISUAL EMOTIONS」 も通して観てますけれども、これで8枚目ですか。
・・・随分と溜まってきたものだと思わざるを得ない今日この頃です。(^^ヾ
【 http://www.konamistyle.jp/ecitem/item59168.html 】
『THE EARTH LIGHT』 などちょっと古めの曲も一緒に収録されていますので
映像のクオリティが上がって洗練されている様子が見て取れるのも一つの歴史かと。
実際にプレイしている最中はじっくり確認している余裕なんてありませんので
こうして改めて眺めてみて 「こんな細かいネタ仕込んでたんだ〜」 とか気付けるのも
『VISUAL EMOTIONS』 の醍醐味ではないかと思います。
・・・今回の収録曲は実はそんなに目玉がと言えるモノが無いような気もしなくはない
ところですが、『GOLD RUSH』 とか 『So Fabulous』 とか 『the shadow』 とか、
「上手いなぁ」「観てて飽きないなぁ」 などと思える映像ばかりなのもまた事実。
少なくとも買って損をしたと思うことはありません。決して。
2009年10月24日
『BLACK★ROCK SHOOTER -PILOT Edition- (DVD+CD)』
もう出ていたので購入してみました。・・・ウチ、まだBDプレイヤー無いのでDVDのほうで。
【 http://www.goodsmile.info/detail/jpn/2621/BLACK%E2%98%85ROCK+SHOOTER3;-PILOT+Edition-.html 】
初見の率直な感想としては 『ブギーポップみたいなイメージですな』 って感じで。
新録音源の『ブラック★ロックシューター 2M MIX』と「初音ミク voice-β」って
どんな感じ? ってところを今回確認したかったので『〜(2M MIX/Miku Hatsune voice-β)』
を拝聴しましたが・・・う〜ん、どうなんッスかね。
原曲は「∪」の字に囲むように伴奏が鳴って中の広い隙間に歌声の領域があったのですが
『〜2M MIX』は伴奏が全体的に占領してる中に音圧低めの歌声が間借りしてる感じなので
ミクの歌声が競り負けてる感じがします。伴奏の音圧が強すぎる、と言ってもいいですけど。
パイロット・ムービーには結構大きめのSEが入るので 『〜(2M MIX/Instrumental)』 の
ほうが自然に観られる気がします。私見ですが。慣れれば問題ではなくなるのかも。
「初音ミク voice-β」 はこれまた興味深い感じに唄ってくれてますので。
『〜(original/instrumental)』 でオリジナルのコーラス・パート聴いてるの、ある意味
楽しいです。コーラス・パート大好きっ子なので、ちょっぴり唄おうとしたりなんかして。(w
でも、時々すごい音符の走り方するなぁ。コレは。
2009年05月24日
『MAAYA SAKAMOTO LIVE TOUR 2009 “WE ARE KAZEYOMI!”』
東京公演を観させて頂いた身として、こうして改めてDVDという形であの日のことを
思い起こすと感慨深いというか、つい目頭が熱くなるところもあったりして。
あの日、あの時、「かぜよみの民」でいられたことを誇りに思います。
2004年3月、大阪は「なんばHatch」で行われた「タナボタ3 ニコパチなどなど」に
参加してから約5年。新旧織り交ぜたセットリストをこうして改めて見てみると
素晴らしい構成であったと、坂本真綾 さんの「今」を堪能できる編成であったと思います。
DVDの編集がこれまたMCも含めたほぼ全てを収録しているという最高の出来映えで、
「ライブDVDはこうでなくちゃ!」というお手本みたいな良い仕事をされています。
ファン歴の長い友人曰く、
というのが自分としてもとても共感できるところで。男性の「男らしさ」とは少し違う、
女性が持つ「男らしさ」が 坂本真綾 さんの魅力の一つではないかと。その辺は
MCであったり、唄う姿であったりから感じ取れるのではないかと思っています。
『Lucy』 のピアノ演奏が終わって 『走る』 の Strings イントロが入ってから
「沖祥子カルテット」 の存在が強烈に浮かび上がった感じがします。
まさに東京公演の肝と言ってもいいでしょう。『光あれ』 とか素敵すぎて言葉も出ません。
客席から「青い灯がともる」様子を拝見していましたが、こうしていろいろな角度から
見させてもらうとやっぱり綺麗。これは 坂本真綾 さんが泣くのも分かる、ってもので。
その時の顔も間近に確かめられるのが映像作品としての利点でもありますね。
「ライブが好きになった」という 坂本真綾 さんが、またどこかで、できれば近いうちに
ワンマンで歌声を披露して下さる場を設けていただければと切に願う次第です。
ライブに行った人も、そうでない人も「must buy!」なアイテムということで一つ。