2012年05月20日

『くいっくすたーと 3』

安達洋介 先生が「ゲーマーズ・フィールド」誌などで連載を続けている、TRPG部に所属
する女子高生たちのゲーマーぶりを描く 「くいすた」 第3巻。オビに 井上純一 先生の
推薦文を引っ提げつつ、満を持しての登場となります。

http://www.fear.co.jp/information/gfc_qs3_info.htm


カードはちゃんと混ぜておかないとああいった大惨事になりかねないので注意しましょう
という感じで一つ(苦笑)。ダイス目のいい平行世界・・・・行ってみたいですね、自分も。
“先輩” はOGになっても出現頻度が高いですな。後輩思い、と言っていいのか謎ですが。

相変わらず全力全開な “モモ”、儚いロールプレイが微笑ましい “サチ”、嬉々として
「ビーストバインドトリニティ」をプレイする“フミ”、お茶目なロールプレイを見せた “メイコ”、
下衆っぷりが板についてしまった “サクラコ” と今巻も見どころがいっぱいです。

#・・・まぁ、“先生” はリプレイでも神になったしなぁ(笑)。そして明かされた黒歴史(苦笑)。

「ドラゴンブック25周年記念 スペシャルブック」 のコミックも収録されていてイイ感じ。
「ドラゴンブックサポートショップ」 以外の店にも置いてあるのを見ると何となく嬉しく
感じてしまうのは自分だけでしょうか、などと言いながら次巻も首を長くして待ってます。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2012年04月27日

『這いよれ!スーパーニャル子ちゃんタイム(1)』

「FlexComix Web」にて 星野蒼一朗 先生が連載を続ける 『這いよれ!ニャル子さん』 の
スピンアウトコミックが第8話まで1冊にまとまった、ということで読ませて頂きました。
(原作:逢空万太 先生 キャラクター原案:狐印 先生)

http://flex-comix.jp/comics/list/hoshinosouichiro/nyaruko.html#1


悲願とも言えるアニメ化を果たした作品のコミカライズに何の意味があろうか、と思った
こともありますがそんな懸念を吹き飛ばしてくれる小気味の良いノリとテンションで、
原作既読者でも楽しめることうけあいの作品かと思います。

原作を単に踏襲するだけでなく、原作のテイストだとかキャラクターが持つ要素だとかを
星野 先生なりに噛み砕いて話を構成しているように感じられるのが良いのかも知れません。
言うなれば本作の存在は 「公式同人誌」 に近いものがあるのかも。

幼女化したシャンタク鳥の “シャンタッ君” とナイトゴーントの “ナッ子” が生み出す
ふわふわな雰囲気であるとか、可愛いものに目がなさすぎて思わずキャラ崩壊しかけている
“ルーヒー” なども見どころかと思います。連載、そして第2巻の刊行に期待します。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2012年03月28日

『アリアンロッド・サガ・コミックアンソロジー』

とある書店の一角にひっそりと平積みされていた 佐々木あかね のカラーイラストが表紙の
アンソロジーコミック。迷うことなく手にとって早速読ませていただきました。
(原作:菊池たけし 先生/F.E.A.R.)

http://www.fear.co.jp/information/ars_coan_info.htm


裏表紙で 「ダメージは0じゃ☆」 とポーズをキメる “四季童子” のイラストも目を惹く
本作に関わる作家さんたちは「F.E.A.R.」公式ページにもあるとおり以下の方々です。


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  [カバーイラスト]
   ・ 佐々木あかね
   ・ 四季童子

  [イラスト]
   ・ ヤトアキラ
   ・ いろは楓

  [コミック]
   ・ 佐々木あかね
   ・ 井上純弌
   ・ ととねみぎ
   ・ 佐々木亮
   ・ 猫猫 猫
   ・ 渋沢佳奈
   ・ 皆見ちさと
   ・ 翔みなら
                (敬称略)
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“セシル” & “コーディ” と 「無印」 メンバーとの微笑ましいやりとりが魅力の
佐々木あかね 先生の 『アリアンロッド・サガ コンチェルト・みっくす』。

女子力を上げる “アキナ” の横で “マルセル” の可愛さと裏目ぶりに磨きの掛かる
猫猫猫 先生の 『アリアンロッド・サガ・デスマーチ 大丈夫だ 私にまかせておけ』。

『中国嫁日記』 で一躍時の人となっている 井上純弌 先生が 菊池たけし 先生の
生き様の一端を描く 『菊池たけし日記』。


「無印」 メンバーのプレイヤーたち、いわゆる 「中の人」 のことを知っていると
思わず笑みがこぼれる、佐々木亮 先生の 『ピアニィと魔法の鏡』。

「ゲッタウェイ」 シリーズの “リージュ” が仲間から色々なことを学んでいく過程を
コミカルに描く、ととねみぎ 先生の 『ひなどりリージュの課外授業』。

“ヒルダ” が敬愛する父親への想いと、彼女を思いやる仲間の心優しい気持ちが重なる
渋沢佳奈 先生の 『はちみつを一匙』。


“エルザ” に新規開店する店の手伝いに駆り出された “ツヴァイ” のちょっとした
戦士の休息、そして青春の一幕を描く 皆見ちさと 先生の『ある日の狼たち』。

ファンブックで過酷なダンジョンに挑んだ “ピアニィ” たちの苦労を想起させられて
苦笑いが浮かぶ、翔みなら 先生の 『統一帝への道』。

“ナーシア” が “アンソン” に対してキツくあたるのも思う所があるが故(苦笑)?
二人の微妙な距離感を描く、皆見ちさと 先生の 『それもこれも、愛ゆえに』。


「ゲーマーズフィールド」 誌にて連載中のコミックから出張して “ピアニィ” たちへの
インタビュー風景を描く、ツジヤスノリ先生の『突撃レポート! TRPG生徒会』

「デスマーチ」メンバーの魅力をページ数をかけてコミカルに魅せる、皆見ちさと先生の
『アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチ 4コマコミック ですまっ!』。

逃避行中とは思えない 「ゲッタウェイ」メンバーの魅力を掘り下げる、渋沢佳奈 先生の
『アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ 4コマコミック 逃亡★しちゃうぞ』

新たに組織された 「バルムンク」 が “ピアニィ” 殺害を目的としてノルウィッチ城
攻略に挑む苦労を描く、翔みなら 先生の 『再生バルムンクの逆襲』。



サービス精神あふれる ヤトアキラ 先生のイラスト、仮装する 「エチュード」 メンバーを
描いた いろは楓 先生のイラストと共に各コミックも存分に堪能させてもらいました。
また機会があればぜひ企画してほしいと思います。>アンソロジー


#「くいすた」3巻が4月発売予定か。こっちも要チェックだな。

posted by 秋野ソラ at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2011年12月21日

『アリアンロッド・サガ・コンチェルト(2)』

佐々木あかね 先生が描く、若き日の “ピアニィ” が過ごした学園生活。仲間と共に在る
ことの大切さを知った弱小ギルドのレッテルを返上すべく “セシル” たちが奮闘します。
(原作:菊池たけし 先生/F.E.A.R.)

http://dc.dengeki.com/


“ステラ” はホントにお茶目さんですな。流石にリプレイのときみたいなボロは出さない
レベルでしたが(苦笑)。普段はあんなに凛々しい、王女にして軍師ですのに・・・・まぁ、
そこがイイのですけど。“セシル” もとんだとばっちりを食ったものです。

“コーディ” と “ラミリーズ” の確執も、“ヴィンセント” が仕掛けてきた謀略を
はねのける過程で丸く収められたみたいですし、良かったです。“エルザ” もしっかりと
先生してましたね。“セシル” を励ました後の独白が妙に含蓄あるものに感じられました。

「電撃G's Festival! COMIC」 で続けた2年半の連載が無事終了したことを喜ばしく思うと
共に、イラストレーターとしてのお仕事以外にもこうしてマンガ家としてお目見えが叶う
ことを祈念しております。改めまして、コミック連載お疲れさまでした。楽しかったです。

posted by 秋野ソラ at 02:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス

2011年09月03日

『QuickStart!! くいっくすたーと(1)(2)』

「ゲーマーズ・フィールド」誌等にて連載を続ける 安達洋介 先生のコミックス。
以前から気にはしていたのですが地元に売っているところは無く、ということで
少し遠出をして購入し、まとめて読ませていただいた次第です。

http://www.fear.co.jp/


もっぱら「TRPGリプレイ」 読みな私ですが、読んでいると 「楽しそうやんなぁ」 と
思わずにはいられない “モモ” たちのかしましさがいとおしい。そして“サチ” の
出目の悪さがホント不憫でしょうがないとしか言いようが無い(苦笑)。

“井上” の 「ゴザル」 とか “メイコ” の「GM、GMー」 とか、セッションと現実の
合間で境界線がブレる瞬間が面白かった、というかウケたというか。何とも微笑ましい。
それと “先生” の 「学生のうちに思う存分遊んでおくといいわよー」 は深いな、と。

あと “野々宮” を見てても感じますけど、こういう時ってイラストが描けると羨ましい。
総じて言うと楽しませてもらいました。1巻と2巻の間が2年半ということは、次巻が
出るのは・・・・と考えるのはよそう。出た時に買い逃さないよう気をつけます。

posted by 秋野ソラ at 11:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | コミックス