“ハチ”の日常に少なからず影響を及ぼす中、物語としての軸が少しずつ動いていきます。
(イラスト:硯 先生)
の母親が愚考するのも、まぁ分かるというもの。その思惑に乗ることもなければ合わせる
そぶりもないのが彼女のらしさ、というか本質なのも首肯できてしまうワケですが。
の説得もあってか再び彼女と向き合う姿は敬意を覚えます。言わなければ伝わらない、の
前に会話が成立しないとか正直もうどうしたら、って言いたくなりますもの。
一定の回答を示した“ハチ”──“ナナミ”はまだですが──ですけれども、動き始めた
事態がそれを許さなくなりそう。気苦労を背負う彼を引き続き応援したいところです。