2014年05月30日

『魔弾の王と戦姫〈ヴァナディース〉9』

今巻からイラストの担当を 片桐雛太 先生へバトンタッチして贈る 川口士 先生の大人気
美少女戦記ファンタジー。第9巻は“ウルス”を巡っての駆け引きが熱を帯びていきます。
(イラスト:片桐雛太 先生 キャラクター原案:よし☆ヲ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1177


ということで挿絵は変わりましたが特に違和感も無く読ませていただいております、ハイ。
それにしても“ウルス”の件は思いのほか引っ張りますね。“エレン”たちもようやく彼の
存在に気がついたと思えばそれを覆す決定打も無く。何とももどかしい展開が続きます。

その間、“エリザヴェータ”の心を掴んでいく“ウルス”が彼女の抱える闇の部分に触れ
元凶となる老婆と対峙し、遂に決定的な「弓」の力を発揮します。・・・黒い弓が無くても
いいのか、みたいなことを思いつつ“ウルス”は更なる運命の奔流へと流される破目に。

もどかしさを断ち切る契機となり得る“ティッタ”の身に訪れる謎の意思、胸の内にある
野望の片鱗が見えてきた“ヴァレンティナ”の思惑、“ティグル”を知るという青年から
その為人を聞き出そうとした所で向けられた殺意。それぞれが絡みつつ次巻へ続きます。

posted by 秋野ソラ at 01:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/98340550
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック