2014年05月03日

『穢れ聖者のエク・セ・レスタ2』

新見聖 先生が贈るリベリオン・サーガ、第2巻はセツキガルド総領事となるも皇位継承
は第9位、フィガロの系譜としても力及ばない“エトラ”が運命の選択を迫られます。
(イラスト:minoa 先生(ニトロプラス))

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/1167


突如発生した第二皇子、第四皇子によるクーデター。悲願に向け近道と回り道どちらを
選ぶか迫られる場面で離れ離れとなった“シリュウ”と“エトラ”が決めた答えは別々。
“シリュウ”に対し道を違えたかと“エトラ”の不信感が募るのも同意するというもの。

立場が逆転した“ディーヴァ”と“シリュウ”の関係にも気を揉む中、クーデター騒動の
真実が“シリュウ”と“エトラ”を襲います。最悪の状況下において本作のタイトルが
遂にその意味を成す瞬間はまさに圧巻、と言うべきところ。凄まじい力でした。

旧知の仲である“ゼウル”との再会で“シリュウ”が“エトラ”に抱く感情に少なからず
影響を与えている点と、その“ゼウル”から発せられた不穏当な言葉が“シリュウ”の心
を翻弄することになるのかと思うと続きが気になって仕方が無い今日この頃であります。

posted by 秋野ソラ at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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