2014年04月29日

『神曲奏界ポリフォニカ エイフォニック・ソングバード 4』

榊一郎 先生が贈る新世代ポリフォニカ、最終巻は「コガムラ神曲楽舞団」を不正進級だと
糾弾する声にどう対処したか。そしてその後に訪れるエピソードの数々を収録しています。
(イラスト:カントク 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797376548.html


世の人々に“ウリル”のこと、「コガムラ神曲楽舞団」のメンバーのことは認めてほしい
と感情的になる“ラグナス”が熱いところを魅せつけてくれました。「合奏」という形態
の難しさを背景に擁護してくれたトルバス神曲学院も評価に値するものがありました。

「コガムラ神曲楽舞団」にしか出来ない神曲を使った仕事への道筋も立ち、お役目御免と
一歩身を引こうとする“メイゼル”と、一歩身を引く可能性を示唆される“ラグナス”。
二人とも“ウリル”に振り回されているあたりは似たもの同士、という気がしました。

巻末には みかきみかこ 先生による『神曲奏界ポリフォニカ あなざー』を引き続き収録。
やはり、リプレイのメンバーはキャラが立ってるよなぁ、と改めて痛感させされます。
これで「ポリフォニカ」は一通り出尽くした感じですかね。お疲れ様でございました。

posted by 秋野ソラ at 00:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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