特定の人物にしか目が行かない王家の子どもたちを何とかすべく“シャール”が動きます。
(イラスト:karory 先生)
を何かしてあげる、ということでまだ未知数な所が多い“真”王子に対して“更紗”は
よく健闘した、と褒めてあげたい。高圧的な部分も少しは丸くなったような気がします。
あの“聖羅”が歩み寄ることによって“更紗”がいないと失敗続きの“織絵”も姉に
少しずつ心を開いて自立心を芽生えさせていく。実に心温まる成長譚かと思います。
結果を導くことができて“シャール”も無い胸を撫で下ろす所かと。“グリンダ”の謎が
見えつつある中で新たな役目を与えられた彼らはどんな経験をするのか、楽しみです。