ニールベルクの港町へと落ち延びた“クースラ”たちが新たな難問を突きつけられます。
(イラスト/鍋島テツヒロ 先生)
とされるその行為。英雄のような期待にも後押しされ、敗残兵の士気を上げるためとは
言え、一歩間違えれば死は免れない厄介な立場へと白羽の矢が立った“クースラ”たち。
ことをよく見ていることが言動の端々から感じられます。だからこそ、変化を察知して
それを告げた決定的なあの言葉が彼の心を揺さぶるのに十分なワケで。
のマグダラ。欲しいものには手を伸ばすしたたかさを得た彼女とは対象的に胸の奥底
ではすっかり懐柔された感のある彼。北の地を目指す新たな旅が気になるところです。