2014年01月28日

『オトメ3原則! 6』

松智洋 先生が贈るSF風学園ラブコメ、第6巻はロボットを支配することができてしまう
「0(ラブ)システム」の秘密を突き止めるべく“本気”たちが全力で挑む最終巻です。
(イラスト/ななろば華 先生)

http://dash.shueisha.co.jp/_otome3/#b06


制御が利かない機械、それもロボットの数々を目の当たりにする、というのは腹立たしい
以上に恐ろしいことだと“本気”たちが置かれた状況を見るに思わざるを得ないところで。
そして不便極まりない、ということも。その環境下において反撃の糸口を探っていきます。

再び“カムイ”と共同生活を送る“ラブ”の様子が実に嬉しそうで、緊張感のある現状を
吹き飛ばしてくれるかのよう。そして影で警戒を怠ることなく尽力する“カムイ”の姿が
何ともいじらしいです。そして決戦の時は「ロボコン」会場にあり、という展開へ。

“久遠”博士、そして“本気”の父親が願った将来と“本気”が望む未来がぶつかった時
“カムイ”、そして“ラブ”はどう反応するのか。「3原則」に迫り魅せてくれる結末で
あったと思います。エピローグも大団円で言うことなしです。完結おめでとうございます。

posted by 秋野ソラ at 01:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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