「硝子玉の魔女」に関する噂について調べる“水奈”たちの前に新たな災禍が訪れます。
(原案協力・イラスト/椋本夏夜 先生)
「バーバ・ヤーガの小屋(十二月会)」そして「夜の垣根の集い(ウィッカ)」の戦端を
開くことになり、組織によって考え方がこうも違うのかと如実に示すことになる展開。
影響で、収めようとしていた戦いが広がってしまう、という“水奈”たちも望まない
流れの中で知ったとある魔女の「悪意」。それが彼女たちを本気にさせてしまいます。
人物の登場に番狂わせと失意を味わう“水奈”と“蓮”。一縷の望みに身を任せ、今は
眠りにつく、椋本 先生のあとがき絵が示す2人は「取り戻せる」のか。3巻も注目です。