の二人が新天地、ニューヨークを舞台に新米記者と探偵として過ごす中、彼女のもとを
訪れた依頼人を契機に壮大な陰謀劇に巻き込まれていく──そんなミステリーを拝読です。
【 http://www.kadokawa.co.jp/gosick/ 】
見つつ“一弥”と“ヴィクトリカ”のやりとりを目の当たりにしますと「帰ってきたんだ」
という思いが胸の奥から沸いてきて思わず嬉しくなる感情が抑えられませんでした。
が混沌の欠片を集めて、動機が分からない「ギャング連続殺人事件」の謎を解いていく様は
流石と言うほかにありません。振り回される“一弥”も相変わらずですね、年を経ても。
“ヴィクトリカ”は太刀打ちできるのか。それはそれとしてエピローグに出てきたあの人
は二人の命運に絡んでくるのか、続きが楽しみと言わざるを得ない展開を見せております。