2013年12月29日

『現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと』

『僕と彼女のゲーム戦争』を執筆する 師走トオル 先生が贈る、もう一つの「ゲーム」を
テーマにしたライトノベル。セガ公認のハードなガールズ・ストーリーを拝読しました。
(イラスト/KEI 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866159-1/


日本には八百万の神々がおわします。だからゲームハードの神々が居ても何ら不思議では
ないのです。納得。セガの歴代ハードに由来する神々ということで打たれ弱いというか、
何かと祟り神になり易すぎる傾向があるのは思わず苦笑いしてしまうところです。

KEI 先生の擬人化、というか擬神化デザインがこれまた得心のいくものばかりで編集側の
起用選択を称えたいと思います。“遊伊”のセリフを通じて語られる薀蓄の数々がまた
テーマの掘り下げに妥協を許さない雰囲気を感じさせて感心せざるを得ません。

・・・それにしても“夢実”たちの日常生活って思いっきり引きこもりニートなんだよなぁ。
“勇雄”たちの前に顕現した理由はあるにしても。物語としてどういう風に緩急をつけて
いくのか、引き続き「ニコニコ連載小説」「電撃文庫MAGAZINE」で要確認、ですかね。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/83302312
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック