2013年12月28日

『なれる!SE11 絶対?管理職宣言』

夏海公司 先生が贈る「萌えるSE残酷物語」、第11巻は企業買収を決めたスルガシステムの
グループ会社に新人の“工兵”が部長代理として赴任する顛末を描く管理職編となります。
(イラスト/Ixy 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-866290-1/


7巻の時ほどではありませんが、今巻もグサグサと胸に突き刺さる事案ですね。とは言え
本作の良い所としては必ず何らかの形でハッピーエンドに持っていてくれるのが救いです。
せめて物語の中では良い夢を見させて、という願望は満たしてくれるワケですから。

それにしても“カモメ”さんはどれだけの経歴を抱えて今の立場に居るのか相変わらず謎
です。“工兵”の相談に乗る場面だけでもそれが深まるばかりで。安易に進展させない
あたりも油断がなりません。“梢”は妄想が突き抜けていてある種の安定感があります。

今回のキー・パーソンとして登場した“リシー”には同情の余地がありまくりで、啖呵を
切った“工兵”には拍手を送る他にありません。・・・それにしても1年間で激動のSE経験を
積んだものだと思います。そんな彼を慰労する“立華”の前に現れた人物が気になります。

posted by 秋野ソラ at 01:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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