2013年12月23日

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 4 小冊子付き限定版』

大森藤ノ 先生が贈る、一端の冒険者である少年と矮小なる女神が織り成す眷族の物語。
第4巻はLv.2となった“ベル”の周囲の視線や環境の変化について触れていきます。
(イラスト:ヤスダスズヒト 先生)

http://www.sbcr.jp/products/4797375152.html


冒険者の二つ名を決めるその様子は人と何も変わらない、親近感を感じる神々だと改めて
思いました。・・・その困った命名センスも。その場において“ヘスティア”も“フレイヤ”
の思惑に気付く契機を得ましたが、太刀打ちできるのかが今後のポイントでしょうか。

レベルアップした“ベル”のパーティに3人目となる鍛冶師“ヴェルフ”が臨時参加。
「クロッゾの魔剣」に纏わる過去に触れても変わらない“ベル”の彼に対する接し方は
“ヴェルフ”にとって救いになったのだと思うと心温まる情景でございました。

“リリ”と二人きりにしてはいけない、という“ヘスティア”の危惧を具現化するような
短編ですとか、Lv.2になったことへの複雑な機微を描く小冊子のエピソードなど、物語の
幅を広げるための「幕間」としての意味合いが強い内容であったかと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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