2013年11月17日

『魔法の子』

『神さまのいない日曜日』のアニメ化で注目を集める 入江君人 先生が贈る新シリーズ。
魔法の力がもたらす繁栄と災いに揺れる少年少女を描く現代ダークファンタジーです。
(イラスト:NOCO 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=301307000042


超常の力である「魔法」が赤子の頃から使えたらどうなるのか。その答えの一つがこの
作品に見て取れるかも知れません。魔法が使えるようになった世界においてほぼ同時に
特殊災害指定生物と呼ばれる化け物が現れたその意味を考えながら読むとよろしいかと。

かつて特殊災害指定生物に攫われた妹“小夜”を探し奔走する“アキラ”の足枷となる
魔法の力。彼の言動に憤りを感じる「学校」の副会長“ノア”の気持ちがその真意を
知り改められていく過程が物語の焦点の一つ。これだけなら話としては浅い所です。

そこに重ねて“ノア”にも特殊災害指定生物に悩まされている事情があると“アキラ”
が気付いてから「魔法の子」という存在が大きな意味を持つことが分かると一気に読み
応えのある話だと感じられるようになります。興味深いシリーズの始まりに注目です。

posted by 秋野ソラ at 01:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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