終結させた7人の英雄、その内の1人の軍師が再び救国のために活躍する顛末を描きます。
(イラスト/鵜飼沙樹 先生)
受け大陸統一のために戦渦が生まれたとされるネレイシア大陸。その中の一国がタイトル
にある皇国で、他国と比較してみれば大国とも言えず、狙われる危険性も少なくない。
“クロム”。彼が心がける「負けない戦」が広い見識と深慮遠謀によるものだと分かる
過程が“フィフニス”の言動から読み取れる、これがポイントの一つと言えましょう。
“リュリュ”に見られるあからさまな秘密、といった要素が物語の面白さを後押しする
形となっております。かつての英雄たちとの再会がもたらす効果にも注目したい所です。