を続ける“蓮太郎”と“火垂”が様々な思惑をはねのけて遂に事の真相へと辿り着きます。
(イラスト/鵜飼沙樹 先生)
【 http://www.black-bullet.net/ 】
のか気になる所ですが、今巻でもその趣きは変わりません。これまで続いてきた逆境の数々
を踏まえての“火垂”のセリフ、そして 鵜飼 先生の挿絵が極大の悲哀を誘います。
見えてきたかと思えばかつての戦友に得物を向けられ、と泣きっ面に蜂な“蓮太郎”の
苦心を“多田島”が苦悩の末に汲み取ったのには思わず歓喜の声を上げたくなる程でした。
救われた、という思いが強いです。これまでの想いの反動もあってか、“木更”に対して
一つ線を越えてしまった“蓮太郎”の選択が互いの生き様にどう影響するのか、注目です。