2013年10月15日

『七曲ナナミの斜めな事情 1』

雨木シュウスケ 先生が贈る新シリーズ。異世界で怪物と戦った程度に合わせて現実の願い
が叶えられるようになった人々が織り成す学園×青春×バトルストーリーを拝読です。
(イラスト:硯 先生)

http://lanove.kodansha.co.jp/10004.html?id=9818/26545#26706


歪んだ性格、とりわけ人間嫌いな側面が広く知られた“ナナミ”に接触を図ることとなった
“僕”の行動原理。自分自身でも持て余していたそれを、“ナナミ”のことを知っていく
うちに得心がいくまで昇華してみれば実に単純明快。大人も子供も無いのは確かです。

それにしても、無謀な戦いを続ける“ナナミ”の背景を知っていろいろとアプローチを掛け
続けていた“僕”が、その背景にある彼女の心理を知っていとも容易く突き放すあたりは
実にサディスティックでもあり、抱く信念の強さを示す彼を描写する顕著な場面でした。

《ミラー》という世界での実績が現実世界に作用するシステムの謎、“ナナミ”が救おう
とした誰も知らないクラスメイト“ムツキ”の謎、“独歌仙”との激戦を制した“僕”の
力の謎。斜め上をゆく事情が物語を今後どう動かしていくのか気になるところです。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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