2013年10月04日

『アリアンロッド2E・リプレイ・シュヴァルツ3 シェフィルと深紅の記憶』

菊池たけし 先生/F.E.A.R. が贈る、『ヴァイス』シリーズと対を為す漆黒の薔薇の物語。
第3巻は呪いを根本的に解決する策を求めて「ゾハール教団」の調査に的を絞ります。
(イラスト:hu-ko 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=301304002889


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  GM:かっこいい演出は、判定に成功してからの方がいいぞ?(笑)
  シェフィル:・・・・・・イリス! フェイトを使ってもいいよっ!(一同爆笑)
  イリス:ここで!? 必要ないでしょーっ!?(笑)
  GM:必要なくないよっ!?(笑)
  カナデ:今後を左右するすごく重要な判定ですよ?(笑)
  イリス:え───っ!? キミたちはフェイトを使わなかったのに、
      僕には使わせようとしてるのか・・・・・・っ!?(一同大爆笑)
  クロヴィス:す、すいません、イリスさん!(笑)
  シェフィル:失敗するって思ってなくて・・・・・・(笑)。
  イリス:も───っ!(笑)でも、これは【感知】だからちょっと苦手
      なんですよね・・・・・・。
  GM:あ、もう難易度13の【精神】判定でもいいよ・・・・・・!?(笑)
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ダイスの神様は気まぐれで、時に残酷です。GMとしてはササッと情報を渡して先に進める
はずの目論見をいとも容易く3連続判定失敗という大惨事へと導いてしまうのですから。
ミスター平均値とも呼ばれる 荻原秀樹 さんの出目すらままならぬとはまさに驚きです。

そのせいもあって途中「シナリオがぐちゃくちゃですね、菊池さん」と揶揄される場面も
ありますがどうにか立て直して「ゾハール覚醒計画」の核心に迫るワケですが、ここで
“フェブラリィ”に話が繋がるとは・・・。見事な後付け設定でございます。感心しました。

因縁ある“ロイド”の行動原理も判明し、戦いも止む無しのクライマックス。不死身の理由
を推測できたことで辛勝を収められた“シェフィル”たちの前に現れた最後の薔薇の巫女。
残り少ない時間の中、彼女の望みは叶えられるのか。最終巻にすべては託されました。

posted by 秋野ソラ at 01:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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