2013年09月26日

『僕と彼女のゲーム戦争6』

有名ゲームが実名登場する 師走トオル 先生の人気シリーズ第6巻。「Civilization V」
ほか2作を交えての合宿、そして学校対抗戦2日目に臨む現代遊戯部の面々を描きます。 
(イラスト/八宝備仁 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891907-4/


“権田原”がつぶやいた最後のセリフが沁みるッ・・・。あと「じゅじゅちゅなぎ」は実に
可愛いと思いました・・・はさておき。前巻で“岸嶺”との関係が改めて男と女のそれである
と認識させられた“天道”がゲームプレイに支障が出るほどの動揺と失態を見せます。

「写真」のことを突きとめた“杉鹿”が“岸嶺”を突き詰めるあたりはすでに鉄板の勢い
ですが、肝心の“天道”はというとどうもゲーム内で彼に罰ゲーム的なお仕置きを仕掛ける
ことで一時的に気持ちが昇華してしまってまだ結論は出ず、といったところでしょうか。

セコい勝ち方をみせた「甲斐ヶ原」ですが、その後の交流戦で“岸嶺”の活躍もあり勝ち
を譲ったところで“祇方院”が悔しがったあたりは「ゲームするからには勝ちたい!」
というゲーマーの魂を垣間見ました。次巻はどんな夏のドラマが生まれるか楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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