2013年09月21日

『RPF レッドドラゴン V 第五夜 契りの城』

虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟。五人のためのゲーム、六夜限り
の物語(フィクション)。その五夜を綴る 三田誠 先生の一冊、読ませていただきました。
(イラスト:しまどりる 先生)

http://sai-zen-sen.jp/publications/reddragon/
http://sai-zen-sen.jp/special/reddragon/


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  FM:で、四日目の残りですが──まず婁さんが進軍(地図上のサイコロを動かす)。
  婁:よろしくお願いします。
  忌ブキ:詳細が説明されないまま、ただすごいことになってることだけが伝わって
      くるんですけど(笑)。
  スアロー:早くワールド・ニル・カムイ・ニュースとか流してよ(笑)。
  忌ブキ:ニル・カムイ新聞を早く! 速報で!(笑)。
  FM:あれもシュカと一緒に編集部が滅びたんじゃないかなあ。ともあれ婁さんは
     移動だけならイベントはなく、革命軍に移ります。
  禍グラバ:静かなる異常・・・・・・!
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同じ卓に居るはずなのに、何か違うゲームが行われている。そんな雰囲気を醸し出す第五夜
の進行は“天凌府君”となった“婁震戒”が死者の王として「ニル・カムイ」を脅かす所
から始まります。後に焦り故の行動であることが分かって興味深いのが“婁”さんです。

もう一人、忘れてはいけないのが「黒りんご」もとい“エィハ”。“喰らい姫”の指摘と
後押しを経て知った「赤の竜」という存在の本質、そして彼女が選んだ「順番」。こちら
も他の面々とは違った視点で話を進めていくことになりましたが・・・黒い、黒いよ!(笑)

色々と尻拭いをさせられる“スアロー”も己の呪いというものが何なのかも見当がついた
ようですし、“忌ブキ”も自身の決意が示す意味を受け止めました。立場を変えた5人が
介する「契りの城」という場で何が起こるのか。第六夜も目が離せない展開です。

posted by 秋野ソラ at 01:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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