2013年09月16日

『魔王殺しと偽りの勇者1』

田代裕彦 先生が『修羅場な俺と乙女禁猟区』の次に贈るのは、百年ごとに復活する魔王を
倒したと公言する4人の勇者の中から本物を突き止めるミステリアス・ファンタジーです。
(イラスト:ぎん太 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_02


未来視を元に大魔王“タラニス”の討伐を依頼した占い師“グエンドレナ”。依頼された
のは4人。騎士“レデリック”、聖女“ジュセル”、魔術師“ガダフ”、傭兵“ダリオン”。
その内の1人が役割を果たす未来が現実となるも、それを成し遂げたのが誰か分からない。

真偽を確かめるべく白羽の矢が立ったのは頭でっかちな王宮戦士“エレイン”と、かつての
英雄王“アルフ”の末裔にして魔族に寝返った“ユーサー”。性別も違えば相性も最悪な
でこぼこコンビが、なんだかんだ言いながら勇者たちの嘘を暴いていく所が面白いです。

元々は単巻作品の予定だった、ということで次巻では「勇者」が誰なのか判明するとのこと
ですが、温和なウェインI世も何か曲者っぽい感じがしますし、“ユーサー”の過去も気に
なります。どんなどんでん返しを用意してくれるのか楽しみにしつつ刊行を待ちたいです。

posted by 秋野ソラ at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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