日常を描くシリーズ。第6巻は《メデューサ》が《個性者》をやめたいという話を描きます。
(イラスト/赤人 先生)
その度合いが極端に出てしまってほとんどの区別もつかず、色も匂いも味も無いような世界
に一人投げ出されたかのような生活を送るのが《メデューサ》の“鬼灯”です。
“デッカー”先生を恐慌させるまでに至り、期待の村人A“佐東”に打開策をの立案・実行
が求められる始末。更には自分以外の《個性者》は普通と豪語し反感を買われる事態に。
その様子は村人であるにも関わらずまるで《個性者》そのもの。“翼”や“竜ヶ峰”から
示唆されている進路にも何かしら影響しそうな「普通」では無い雰囲気が気になる所です。