2013年07月20日

『GENESISシリーズ 境界線上のホライゾンVI<中>』

川上稔 先生が贈る戦国学園ファンタジー、6話中巻は「天正壬午の乱」「小田原征伐」
「備中高松城の戦い」「蟹江城の戦い」の歴史再現に向けて各国の思惑が入り乱れます。
(イラスト/さとやす 先生(TENKY))

http://dengekibunko.dengeki.com/newreleases/978-4-04-891624-0/


関東解放に狙いを定めて交渉に臨んだ所で“氏直”という伏兵に押される武蔵勢。交渉役の
“ネシンバラ”にはひやひやさせられました。“氏直”が見せた底意地の悪さが尋常では
無かったです。歴史再現のその先を見据えた各勢力の思い溢れる小田原征伐に注目です。

その裏側で粛々と進められていたのが“福島”の不調の描写と復帰に向けた施策の顛末。
“福島”に対する“清正”の信頼というか愛が感じられて大変よろしゅうございました。
土壇場で間に合わせてきた彼女の活躍にも期待したいところです。

そして“ネイト”と“浅間”は遂に「青雷亭本舗」にてお世話になる決意を固めました。
挿絵の挟み方が良かったです。同音異義語の言葉選びも同様に。その2人に“ホライゾン”
が告げた「布陣」の意味、抱える「秘密」が各々を支える原動力になると信じています。

posted by 秋野ソラ at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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