2013年05月29日

『千の魔剣と盾の乙女10』

川口士 先生が贈る魔剣ファンタジー、遂に2桁巻数の大台へ。予定していたラストへと
向かうため、“ホルプ”復活を目指して“ロック”たちは竜の墓場へと急ぎ目指します。
(絵:アシオ 先生)

http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75804425


今巻もあっさりと進むことはなかった“ホルプ”復活。その道のりは実に長かった・・・。
彼の口から語られたこの世界の歴史、真実の姿、そして倒すべき本当の相手。胸の内を
打ち明けた“ホルプ”と“ロック”が真のパートナーとして互いを認めるシーンは必見です。

また、そこに至る前に「魔王」と直面したことについて“ロック”たちがどう感じのかを
吐露し、受け止め、改めて前へと進むための契機としたところも注目しておきたいところ。
土壇場で「魔石(タスラム)」を単独使用した“フィル”の成長ぶりには目を見張ります。

“バルトゥータス”と対峙する“サーシャ”、そして「魔王」の件については事情が飲み
込めたので得心がいきました。あとは“リャナンシー”と“ファーディア”の思惑がこの先
“ロック”たちの進む道に改めてどう絡んでくるのか、展開を見届けたいと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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