が登場し、「彼の"最愛"の人は誰なのか?」という腹の探りあいに拍車が掛かります。
(イラスト:竹岡美穂 先生)
とんだとばっちりを受けたのが“朝衣”ですが、よくよく調べていったら皆が妊娠騒動の
巻き添えを食っていただけだった、という何とも切ない結末。
突如として今に去来し、苦しみ、抱えきれず人に八つ当たりしてしまったり、と数々の失態
を見せてしまった彼が立ち直れたのも奇跡に近い巡り合わせによるものでした。
頂くに足る実績を着々と残しつつあります。そんな中で垣間見える“一朱”の“ヒカル”に
対する妄執が更なる波乱を呼び起こすのではないかと危惧しつつ、次巻へと続きます。