2013年05月08日

『"空蝉" ヒカルが地球にいたころ・・・・・・(7)』

野村美月 先生が贈る大人気学園ロマンス、第7巻は“ヒカル”の子を身篭ったという少女
が登場し、「彼の"最愛"の人は誰なのか?」という腹の探りあいに拍車が掛かります。
(イラスト:竹岡美穂 先生)

http://www.enterbrain.co.jp/fb/pc/08shinkan/08shinkan.html#_04


“是光”に対してちょうどデレはじめたところに「妊娠」という言葉がひとり歩きをして
とんだとばっちりを受けたのが“朝衣”ですが、よくよく調べていったら皆が妊娠騒動の
巻き添えを食っていただけだった、という何とも切ない結末。

今回の当事者である“空”の状況に当時の自分を重ね合わせる“是光”。影を落とす過去が
突如として今に去来し、苦しみ、抱えきれず人に八つ当たりしてしまったり、と数々の失態
を見せてしまった彼が立ち直れたのも奇跡に近い巡り合わせによるものでした。

“ヒカル”が罪作りなことは今さら言うまでもありませんが、“是光”も女泣かせの名を
頂くに足る実績を着々と残しつつあります。そんな中で垣間見える“一朱”の“ヒカル”に
対する妄執が更なる波乱を呼び起こすのではないかと危惧しつつ、次巻へと続きます。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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