2013年04月28日

『RPF レッドドラゴン IV 夜会擾乱』

虚淵玄、奈須きのこ、紅玉いづき、しまどりる、成田良悟。五人のためのゲーム、六夜限り
の物語(フィクション)、その四夜を綴る 三田誠 先生の一冊、読ませていただきました。
(イラスト:しまどりる 先生)

http://sai-zen-sen.jp/publications/reddragon/
http://sai-zen-sen.jp/special/reddragon/


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  スアロー : 婁がいなくなった瞬間、エィハが婁並みに・・・・・・!
        何、あの殺人鬼、伝染るの!?
  禍グラバ : でも、ここでエィハが行動に出たら第五夜、第六夜のシナリオも
        大分変わりますよね。
  FM : そんな先の事まで考えてられないよ、たった今第四夜がどうなるのかも
      分からない(笑)。
  エィハ : 一応、つぶやきます。・・・・・・真シロちゃんは、ともだち(一同爆笑)。
  忌ブキ : 怖いっすよ紅玉さん!
  スアロー : (爆笑したままバンバン机を叩いている)。
  エィハ : こう、ニュアンスで理解してあげてください。止めるなら今ですよ(笑)。
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“エィハ”を演じる 紅玉 先生が活き活きと「黒玉」化していく様子が、PC的には容赦ない
のですがPLとしては面白くて仕方が無い。その雰囲気にあてられたかのように“禍グラバ”
ですらも我が道を行こうとするなど「混成調査隊」が少しずつ瓦解していきます。

そこにつけてシュカの街を襲う「赤の竜」。そのあまりに大きすぎる敵を前に様々な思惑が
入り乱れる各勢力が一致団結できようも無く、炎に抉られる大地が免れえぬ崩壊への道を
示していきます。もちろん、そこに“婁”がつけ入らないワケがありません。

彼の悲願を何とか阻止しようとした“スアロー”を前にダイスの神は無慈悲な結末を授けて
下さいました。・・・しまどりる 先生にイラスト化してもらうほどに衝撃的な破滅への道標と
なります。FMですら予想し得ない展開に救いはあるのか、第五夜の登場が待たれます。

posted by 秋野ソラ at 07:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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