2013年04月20日

『超粒子実験都市のフラウ Code‐1#百万の結晶少女』

土屋つかさ 先生が贈る新シリーズ。「グロア粒子」によって事象が成り立つ実験都市に住む
少年が、空より降りてきた無垢なる少女との出会いから始まる物語を拝読させて頂きました。
(イラスト:植田亮 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=321211000250


“フラウ”が人間ではない「グロアロイド」という存在であり、しかも実験都市そのもの
であるということに加え、“隼人”や“かなめ”が有するPSY能力、更には“隼人”と共に
経験してきた事柄を絡めてのラストへの持っていき方が実に巧妙だと感じました。

幸せそうな“フラウ”とは対称的に、人ならざるものとして悲観的な考えを持つ“京子”を
登場させることでグロアロイドがいいことずくめなものではないという点を演出している
のも評価したいと思います。緩急をつけられる 植田 先生の挿絵も絶妙ですね。

早くも貧乏くじを引かされたような立ち位置に居る“かなめ”や、思惑ありまくりな様子で
“隼人”と接触してくる「チハチナ」の二人、そして研究機関の思惑と実に気になる要素が
盛りだくさんで続きに期待が持てる作品だと思います。次巻の刊行を楽しみにしておきます。

posted by 秋野ソラ at 00:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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