困憊の“イクタ”たちの前に現れた大軍にどう対処していくのか、に焦点が当たります。
(イラスト/さんば挿 先生)
の将、“ジャン”。初めて互いの意図を読み合えるレベルの敵と相対する“イクタ”。彼ら
の情勢がさらに悪化の一途を辿り、死と隣り合わせの現場であることを思い知らされます。
奇策をもって圧倒的な勢力の差異を埋めた功績は計り知れませんが。そんな思いもどこへ
やらな様子で大尉を推しまくる彼の思惑とは如何に。まぁ、碌な事はなさそうですけど。
としての立ち居振る舞いであるとか、“ナナク”独特の感情表現にもぜひ目を向けてほしい
ところ。中央に戻ってきてまた1巻の頃の雰囲気が戻ってきそうな点に期待しております。