2013年04月12日

『落ちてきた龍王と滅びゆく魔女の国III』

舞阪洸 先生が贈る戦乱無双ファンタジー、第3巻は「魔女と人とが共に暮らせる世界」を
創ると宣言した“ナーガ”が足掛かりとしてエインの砦を無血開城せんと動き出します。
(イラスト:よう太 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/985


口絵における肌色率の高さが相変わらず容赦ないですな、よう太 先生。いい仕事をされて
います。特に今回は“エリュシオーネ”の魔法の原理が(げふんげふん)だったりするので
便利なのか不便なのか判断しづらいのがこの世界における魔法なのだと思い知らされます。

ということで「スレイマーヤ」一族の長“ヴィータ”の興味半分な気持ちから協力を得て、
彼女の強力な魔法を活かした戦術で有言実行を果たした“ナーガ”。魔女が一致団結する
可能性と望みを繋いだ功績は大きいと言えましょう。

更には運良く現地の人間、敵方「カサンドラ王国」軍の部隊長である“ライバッハ”を部下
に出来たことにより選択肢に幅が出てきた・・・と思ったらまたしても奇策に打って出ようと
する“ナーガ”。強敵出現の予感に緊張が高まっていく次巻も見逃せないものがあります。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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