2013年03月22日

『魔法科高校の劣等生(9) 来訪者編<上>』

佐島勤 先生が贈る大人気シリーズ、一学年度の部も上中下巻の構成で最終エピソードへ。
上巻となる9巻は“達也”たちに探りを入れる北アメリカ大陸合衆国の思惑が来日します。
(イラスト/石田可奈 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1303.php#new1


“リーナ”が“達也”に対してバレていないと思う一方で“達也”は“リーナ”の正体に
ついてすぐに感づいているあたり、一味も二味も違うところを改めて見せつけてきます。
彼女が諜報向きじゃない、という本当に謙遜でもなんでもない事実もあるワケですが。

“達也”が“リーナ”にそのことを告げた瞬間、機密保持のために刃を向けた“リーナ”を
止めたのはもちろんこの方、“深雪”嬢をおいて他にありません。兄に手をかけようとする
“リーナ”に対するキレっぷりが半端じゃない。鬼神かと見紛うほどです。

北アメリカ大陸合衆国の思惑を知るため、彼女たちの一騎打ちをセッティングした“達也”
自身がその勝負をご破算にしてしまう、という親切心が垣間見えるのはさておき、まだ何者
かすら分かっていない「吸血鬼」の存在が明らかになるのは次巻以降ということで待機です。

posted by 秋野ソラ at 00:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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