収録したリプレイ集。七不思議にまつわる怪事件の解決に探求部の部員たちが臨みます。
(イラスト:猫猫猫 先生)
ドレッド : ふ、この男を倒すのは私。・・・・・・断じてお前などではない! これで
ファンブルしなければ回避できるだろう。心おきなくダイスを振りたまえ、
イチロー君!
イチロー : 助かるドレッドノート先生! と珍しく素直に感謝しよう。
咲耶 : 失敗はファンブルだけですね。
ドレッド : ふっ。いくら我が宿敵のイチロー君とはいえ、こんなところでファンブル
はないだろう。・・・・・・・・・・・・・・・まさか。出さんよな?(←不安になったらしい)
イチロー : 出れば面白いでしょうけど(笑)。1ゾロなんて狙っても出せるもん
じゃない。心配のしすぎですよ。・・・・・・(ダイスを振る)・・・・・・ていっ!
一同 : うそぉ──っ!?(一同爆笑)
ドレッド : お前ってやつはぁぁぁぁ!?(笑) やっぱりお前は私が倒す! 私の
《エーギル》をダイナシにされた、やり場のないこの哀しみをどうして
くれるっ!!(笑)
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“ドレッドノート”役の 菊池たけし 先生や田中GMのリアクションが大きくなるのも道理と
いうもの。そんな兄を失敗を補う、藤井忍 先生が演じる“咲耶”のフォローが光ります。
再現するためだけに「ヴァルキリー(人造人間)」となることも厭わない 緑谷明澄 先生の
本気とペイン具合に注力する姿勢には敬服です。真似しようとは思えませんが(苦笑)。
に昔を思い出してエネルギーをもらえたような、そんな作品でした。“イチロー”“咲耶”
のシスコン、ブラコン疑惑が確信に変わる落としどころも順当かと思った次第です。