辺境の地で力をつけつつある皇姫に釘を刺すべく難攻不落の要塞を攻略する命が下ります。
(イラスト:himesuz 先生)
その記憶が呼び起こせるので助かります。刊行ペースが半年以上は空いてしまう作品なら
ぜひこういったところまで気を回してくれるとありがたいですね、と言ってみたり。
最適解を導き出し、それでも引っ込まない道理は“アルティーナ”の力技で無理を押し通す
という絶妙のコンビネーションで未来を切り開くその様子は実に爽快感があります。
行き届いているからこそ。一歩間違えば道半ばにして命を落としていたやもしれぬ危機を
乗り越え英雄が如き扱いの皇姫に訪れた更なる転機が今後どう作用するか注目です。