2013年01月29日

『アリアンロッド2E・リプレイ・キャプテンRED(2) 世界の彼方の海』

田中天 先生/F.E.A.R. が贈る「RED海賊団」の波乱万丈なる物語、400ページ超の構成で
最終幕を迎えます。度重なる窮地に“RED”や“ラクレ”たちがどう挑むのか、注目です。
(イラスト:輝竜司 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201205000027


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  ラクレ : ギャンブルって恐ろしいです、ゼニーナさん・・・・・・。
  ゼニーナ : REDが勝ってくれさえすれば・・・・・・なーにが「イイ男には勝てない」よ、
        このロクデナシ・・・・・・!(REDへジト目)。
  RED : はっはっは! なぁに、ダイワへの新しい航路を拓いたり、上手いこと
       貿易をやれば四〇〇〇〇なんてすぐに取り返せるさ!
  ラクレ : REDはめげないなぁ。
  RED : 明るくして話を進めねぇと、負けを糾弾されまくるからな!(笑)
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すっかり《カジノ》の魅力にとり憑かれた“RED”たち。この時点ではまだ空元気も打てた
ものですが、この後の見開きまで使った大惨事はチョット・・・(苦笑)。ゼロかイチかの
落差が激しすぎて冒険以前に前途多難すぎる船出も見どころと言えば見どころ。

第二話では「精霊の海図」とお金を求めて「ダイワ」の地へ。「ダイワ」でサムライガール
と言えばもちろん「あの方」がNPCとして登場。己の窮地も厭わず“RED”たちの旅の目的に
助力しておられます。第三話での“BLUE”との直接対決も熱いです。

第四話ではたった一人、全てを失い命からがら逃げ出した“ラクレ”が「RED海賊団」の一員
としての自覚と決意を胸にキャプテンとして逆境に、そして七海邪に立ち向かっていく姿が
印象的でした。とても読み応えのある一冊、そしてシリーズであったと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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