2013年01月24日

『よめせんっ!7』

マサト真希 先生が贈る妖怪たちのにぎやかハートフルライフ&ラブコメディも遂に最終巻
を迎え、最後はもちろんあの人を嫁にして「嫁千人計画」を締めくくるべく話は動きます。
(イラスト/ごまさとし 先生)

http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1301.php#new5


「ねこがみ」ともう一柱の神のご神体を探すという困難極まりない要求のほかに、“広人”
の居る場所を守るべく他の男との結納の話を進める“美薫”や意識を失い再び幽体となった
“ひかる”、祖母に監禁された“あやの”のことも含め問題が山積したままの現状。

鰹屋家の過去を辿るうちに絡み合った問題も糸をほぐすかのように少しずつ解決していき、
“みっちゃん”の思惑をもはねのけて真の大団円を導き出した“広人”の精神的な成長に
目を見張ります。人や妖怪だけでなく神すら嫁にする所は何と言って良いやら(苦笑)。

“みこと”から“広人”のことを「どんな風に、大好き?」と尋ねられた“ねこがみさま”が
悩み、自分自身の感情を認めるまでの描写、そして言動も心動かすものがあり良かったと
思います。長らくの執筆、お疲れ様でございました。完結を心よりお祝い申し上げます。

posted by 秋野ソラ at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/61679741
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック