「講談社ラノベ文庫」 にて学園呪術ファンタジーを世に送り出すということで拝読です。
(イラスト:山本ヤマト 先生)
同時刊行されている 山本ヤマト 先生のコミックス版、こちらは「破滅」の後を描く物語
ですけれども、そちらを読了してから読み直すと繋がっているところが見えてまた面白い。
人間に気取られぬように、と彼のみならず “時雨” や “小百合” もその不遇を甘んじて
受けるさまもまた。彼、あるいは「彼女」が欲する「力」とはどこまであれば良いのやら。
先に控える 「破滅」 のことを考えるとあまりうかうかしているワケにもいかないのが現状。
“グレン” たちが悲劇にどう立ち向かっていったのか、確かめていきたいと思います。