2012年05月29日

『しゅらばら!5』

ドラマCDもリリースされて人気の高さを感じさせる 岸杯也 先生のドタバタ系ラブコメも
第5巻に突入。夏休みという特別な時期においてもちょっぴり修羅場な展開を迎えます。
(イラスト:プリンプリン 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/855
http://www.hobirecords.com/syura/


“真愛” には “壇” さん、“早乙女” には “鈴音” と身内に相談できる相手が居る。
“鷹奈” からすればその立ち位置には “一大” が収まるのですけど話に付き合ってもらう
ことで距離感は近づくとしても幼なじみの壁は崩せず、もどかしい関係が続きます。

そんな繋がりを抜け出そうと仕組んだ “鷹奈” ですが、今回は “真愛” のほうが一枚
上手でありました。“早乙女” に対しても抜かりない手の打ち様には思わず舌を巻くかの
ような感覚を抱きました。・・・金のチカラ、恐るべし。

謀略すら窺わせるほど、すでに形骸化した 「ニセ恋人」 の関係ですがこれでも女性陣3人
の関係は友達として維持できているのが驚異的。本気だとカミングアウトするのが先か、
“一大” が誰かに恋愛感情を意識するのが先か、鍵を握るのはそのタイミング次第でしょう。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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