2012年05月27日

『彼女の恋が放してくれない! 俺たちは手錠で繋がっているだけの健全な友達です。』

『断罪のイクシード』 を完結させた 海空りく 先生が打ち出すのは、突如手錠で繋がって
しまった少年と少女の日々を描くゼロ距離拘束ラブコメディ、ということで拝読しました。
(イラスト:有河サトル 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/kanojyonokoiga/


有河 先生の口絵がえも言われぬ背徳感をかもし出していて何かこう、いろいろと困ったり
するワケですがそこは 「いいぞもっとやれ」 ということで。サブタイトルも含めてやたら
長い作品名ですが、読んでみれば 「なるほどね」 という気にはなりました。

“此花” がなぜネガティブ思考な性格となったか。すべてはそこに絡んでくるというのが
ポイントになります。・・・思い返してみるといろいろと不遇すぎて泣けてきそうですけど。
想い人がそういうふうに繋がるんだろうな、というのは読み手として折り込み済みです。

すったもんだありましたが、今度は知る者・知らぬ者として新たな関係へと進んだ2人。
あとがきによると 海空 先生の妄想は溢れんばかり、とのことでこのシチュエーションで
どこまで話が膨らませられるのか注目しておこうかな、と思います。

posted by 秋野ソラ at 00:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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