田中信二 先生/F.E.A.R. のシリーズを元に 「エンジェルファイヤー」 の活躍を描く
市川丈夫 先生のノベライズも最終巻。“マルセル” の想いが届くのか注目の1冊です。
(イラスト:猫猫猫 先生)
【 http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201201000308 】
“ミネルヴァ” が非道、非情な策に手を染めた理由をいよいよ知ることになった裏目軍師
こと “マルセル” が選んだ道。悲運としか言いようの無い時の流れに翻弄された彼女を
救うべく事件の黒幕、そして彼女と向き合う彼の姿は力強さと慈愛に満ち溢れていました。
それにしても黒幕のほうが一歩二歩と先に手を回してくる展開で 「エンジェルファイヤー」
の面々が打ち勝つことが出来るのかすら危ぶまれるところでしたが、最後は “アキナ” の
力強さもあって “ミネルヴァ” の運命もろとも打ち破ってくれたのが実に快かったです。
・・・それにしても “マルセル” は朴念仁にすぎるなぁ(苦笑)。あとがきにあるように
市川 先生の頭の中にはネタが尽きない、ということでいつしかひょっこりと戻ってくる
のも十分にあり得るのではないかと期待を寄せつつ、シリーズ完結を祝したいと思います。
2012年04月01日
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