2012年03月13日

『問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て』

竜ノ湖太郎 先生の「問題児」シリーズ第4巻は、“レティシア” を奪われて始まった
勝利条件のないギフトゲームに “十六夜” たち 「ノーネーム」 の面々も挑みます。
(イラスト:天之有 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201106000089


いつも何かと焦点が集まりやすい “十六夜” の出番は控えめに、今巻は “耀” が場の
進行を支えてゲームクリアへの道筋を立てる流れとなりました。また、能力的には派手さの
欠ける能力について思わぬ底力を感じさせるテコ入れもありました。

まぁ、能力の話は “飛鳥” も同様でしたし、“十六夜” がオイシイところを攫っていく
ところもあったりするのですが。クリアするまでに幾つかの過程を経る一筋縄でいかない
流れは某 「FS判定」 を彷彿とさせるかのような緊張感がありました。

更には “レティシア” の抱える業であったり、「十三番目の太陽」に込められた意味で
あったりなど見えてくるものが増えてキャラクターの深堀りも進めてくる場面がありました。
これらを受けて新たなステップを踏み出す 「ノーネーム」 一行の辿る道筋に注目です。

posted by 秋野ソラ at 00:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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