2011年08月30日

『別冊図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6)』

有川浩 先生の大人気シリーズ番外編その2。それぞれの過去に触れるエピソードと
ついにあの二人へ焦点を当てて描く本作の文庫落ちが出ましたので拝読しております。
(イラスト:徒花スクモ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=201011000094


旦那さまも良い助言をされたようで。“堂上” 夫妻もそういった描写がありません
でしたし、ここに至るまでの時間の長さもあって思いもまたひとしおなシーンでした。
これを読んだ後の 「ウェイティング・ハピネス」 への繋がりも良かったです。

そんな幸せに奇しくも繋がったストーカー事件ですが、これはホントえげつない。
“手塚” のセリフにいちいち同意していた自分がいましたよ。実際こんなんいたら
関わりあいたくもないし、張り倒したくもなるわ。“柴崎” すごすぎるわ。

あとは “堂上” & “小牧” コンビのきっかけも “郁” が手助けしたことに
なっていたりとか “緒形” とか、なるべくしてなった物語という感じで読了感がまた
良かったです。巻末インタビューも考えさせられる語りでした。代表作なのも頷けます。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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