2011年08月08日

『星刻の竜騎士(5)』

瑞智士記 先生が綴るファンタジー作品も数えて5巻目。“アッシュ” のパルとして
だけでなく一人の恋する乙女としても成長し続ける “エーコ” の振る舞いに注目です。
(イラスト:〆鯖コハダ 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/book_detail/747


“アッシュ” の人気を裏付ける結果となった男子寮の損壊騒動。その補修にあたって
部屋を整理する際にに出てきた、彼が失った7歳のときにアルビオンの森を訪れた前後の
記憶を繋ぎとめる標の 「ぬいぐるみ」。それがついに 「二人」 を結びつける結果に。

“シルヴィア” にとっては竜騎士になれるかどうかの岐路となる出来事であっただけに
結果が分かるまでやきもきする言動も、それが分かってから突進する様子も得心がいく
というもので。これはいよいよ強敵となってきて興味深いところです。恋の鞘当的に。

“エーコ” も前巻の事件から色々と思うところはありましたが、“アッシュ” が告げた
「朗報」 に再びエンジン全開で可愛らしさに磨きが掛かるであろうところも期待大です。
目下、“シルヴィア” の姉 “ミラベル” の思惑が読めないところが気掛かりですけど。


#足止めする手段が触手である必要性はありませんが、そこは抜け目ないということでGJ。

posted by 秋野ソラ at 00:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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