2011年07月17日

『魔法の材料ございます(7) ドーク魔法材店三代目仕入れ苦労譚』

葵東 先生の 「魔材」 シリーズ、本編に話を戻しての第7巻が登場。表紙絵を再び
メイド服姿の “サシャ” にしつつ、気持ちを新たに物語は進んでいきます。
(イラスト:蔓木鋼音 先生)

http://ga.sbcr.jp/novel/mahou/ 】 


「店の三代目」 から 「魔法使い連盟代表」 へと大きく立場を変えてきた “シャルト”。
そんな変化も、周りの人々が思うように動くことも無ければ 「サシャ以外に弱点ないし」
などと公言するあたりを見るに彼の本質を何ら揺るがすものではないことが窺えます。

むしろその立場を、更には今回のドラゴン襲来騒動をも利用して 「魔神」 打倒への
足掛かりを着々と進めていくあたり、したたかさにますますの磨きが掛かっています。
第三王子 “バルシュタット” 公の思惑に打ち勝てるかが見どころの1つになるでしょう。

もう1つ、“アーテ” のふとした気付きや主人の留守中に訪れた客への対応の中から
“サシャ” が抱いた “シャルト” に対する僅かな 「疑念」 が二人の関係にどう作用して
くるのか。こちらも興味深いところですので次巻以降の展開が何とも楽しみであります。

posted by 秋野ソラ at 22:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/46811771
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック