2011年07月17日

『アリアンロッド・サガ ファンブック Heartbreak Memory』

菊池たけし 先生/F.E.A.R. のひょんなところから突いて出た、「ブレイク」 シリーズの
あの場面を膨らませて出来た物語に挑む “ベネット” たちを描くファンブックの登場です。
(イラスト:四季童子 先生)

http://ebten.jp/eb-store/p/9784047274105/


  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  GM : そ、それでは無事に野菜を食べ終えたとこで・・・・・・次のエリアに行きましょう。
  一同 : うえーっぷ・・・・・・(大爆笑)。
  リアノン : 口から野菜が飛び出しそうよ、あなた。
  マクリル : 我慢するんだ、リアノン!(大爆笑)
  GM : (笑)。
 _____________________________________


竜輝石の1つ 「旅人の石」 に導かれた “ベネット” をPC@とする即席パーティ4人が
挑んだのは前回のファンブック 『Fellowship of Stone』 と同じく 関根博寿 GMが用意した
殺意高きダンジョン。極限状態に追い込まれたからこそ陥る惨劇の一幕と言えます(笑)。

「旅人の石」 が某QBさんっぽい台詞をしゃべったりするネタに負けることなく、今回は
我らが “ベネット” が笑いの面でもダンジョン攻略の面でも十二分に活躍ぶりを見せて
くれています。リプレイに関しては抱腹絶倒すること間違いないと言えるでしょう。

#合間合間に入る 「きくたけのつっこみ」 もリプレイの進行と笑いの助力になってます。


過酷なダンジョンを抜けた先で出会う “ベネット” 一行と “ナーシア” が出会ってから
の物語を演出するのがドラマCD。鈴吹太郎 先生ご推薦の 勝生真沙子 さんが演じる
“アザゼル” の存在感がハンパないです。山崎たくみ さんの “ゴーダ伯” も渋くてステキ。

お話としては、運命に抗おうとして避けられぬ事実を知り、それでも悲嘆に暮れることなく
前を向いて生きていく 「メルトランド王国」 のキー・パーソンと呼べる人たちの物語。
ここは特に “リアノン” の決意の深さを感じ取ってほしいところであります。

#「予告CM」も必聴。“ゼパ” 様のキメ台詞に 「旅人の石」 のアレまで入れるとは。


「ARAサガ」 ならびに 「ブレイク」 シリーズのファンならまず損はしない1冊かと思います。

posted by 秋野ソラ at 00:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/46796889
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック