兎月竜之介 先生の 「第9回SD小説新人賞」 大賞受賞作も3巻目に突入。“ニーナ” たち
「首なしラビッツ」 に同行する “アリス” との交流、彼女が抱える秘密に触れています。
(イラスト/BUNBUN 先生)
【 http://dash.shueisha.co.jp/_nina/#b03 】
常に一線引いて “ニーナ” たちと接する “アリス” と何とか仲良くなりたいと奮戦する
序盤のコミカルな進行から、今まで秘密にしてきた “アリス” の過去とそれが元に生じた
特殊な能力が判明するや否や物語は英雄を国賊にまで貶めるほどのシリアスな展開へ。
“アリス” に目をつけた 「フィクシオ共和国軍」 の中将 “ヴォルフ”。己が持つ絶対的な
正義感と立ち向かう、苦境に立たされた 「首なしラビッツ」 の活躍ぶりが何とも爽快で。
負い目を感じ続けていた “アリス” が一歩、また一歩と踏み出していく勇気も素晴らしい。
普及しなかった 「氷結弾」、というのはどこかで使ってくれるだろう思っていたら今回の
窮地に合わせてしっかり活躍してくれました。野良戦車から町を守る、何とも平穏な生活に
戻った彼女たちに次はどんな物語が生まれるのか、楽しみにしておこうと思います。
2011年07月13日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/46713370
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック
http://blog.sakura.ne.jp/tb/46713370
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック