「富士見ミステリー文庫」 「富士見ファンタジア文庫」 において実績を重ねてきた
師走トオル 先生がゲーマー魂を熱くさせる青春物語と共に 「電撃文庫」 へ参戦です。
(イラスト/八宝備仁 先生)
【 http://dengekibunko.dengeki.com/new/bunko1106.php#new15 】
“岸嶺” の才能は羨ましい。それこそ 「拡張現実」 の果てにあるような未来の姿を
具現化するかのようで。実在のゲームを実名で挙げることによって、彼がプレイする際に
感じている面白さや緊張感などがより間近に受け止められることの助力になっています。
「電撃文庫MAGAZINE」 に掲載されている短編にもあるように、多人数でワイワイと
ゲームに興じるのも楽しいものです。そんな 「現代遊戯部」 の面々が楽しんでいる
様子を読み手にも余すところ無く伝えてくる描写が素晴らしいと言うほかになく。
知り合いの中には 「絵買いした」 という方もちらほら見受けられるのですが、それを
抜きにしてもゲームが好きな方なら申し分なく楽しめる、そして共感できる物語である
ことは間違いないと思います。次巻の刊行も楽しみなのは言うまでもありません。
2011年06月24日
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