2011年05月07日

『はぐれ勇者の鬼畜美学(5)』

上栖綴人 先生が 「RPGのエンディング後の物語」 である、と真情を明かしている
ファンタジー作品も人気に後押しされてシリーズ第5巻目の刊行を迎えております。
(イラスト/卵の黄身 先生)

http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/lineup1105.php#novel110503


「アレイザード」 に場を移して俄然、展開が熱くなってきましたが今巻ではさらに
輪を掛けて面白いことになってます。色好みの猛者、というだけでなく頭も切れる
知将としての側面を改めて見せ付けられた “暁月” の勇姿が何とも格好良くて。

もちろん彼だけではなくて、涙ながらに真実を告げる “美兎” の演説であるとか
“リスティ” の相討ち覚悟な交渉、“葛葉” や “遥”、“千影” といった現実世界
メンバーの葛藤や活躍も話の盛り上がりを助長してくれています。

今巻のあとがき、あるいは引き具合を見るにこの先しばらくは続いてくれそうな
GOサインが出ているものと感じられて一読者としても大変嬉しく思うところです。
次巻はまた現実世界へ、“美兎” に焦点を当てて進みそうなので楽しみです。

posted by 秋野ソラ at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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