2011年04月16日

『それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール』

『放課後の魔術師(メイガス)』 『サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ』 の
土屋つかさ 先生が送る、世界の理を書き換える魔術を巡る物語を拝読しております。
(イラスト:さくらねこ 先生)

http://www.kadokawa.co.jp/lnovel/bk_detail.php?pcd=201012000096


これは 「角川スニーカー文庫」 の中で久しぶりに読むのを薦めたい作品が出てきた
とまずは言わせてもらいましょう。アナログゲームが好きな 土屋 先生だからこそ
紡ぎだすことのできた物語なのでしょう、と思わせてくれる内容に感服しています。

“るうる” が上書きした誰も気付くことのできないルールを “丸(たまき)” が
破っていくためのヒントが話のあちこちに示されていて、それらをもとに彼と一緒に
解き明かしていく過程はまさにパズルを解くかのような爽快感と面白さがあります。

そんな二人も所属する 「欧州文化研究会」 の面々が早くも曲者揃いであるところも
垣間見せてくれて、続きにも十分期待を寄せられる展開なのがまた良いのではないかと。
2巻が出たら確実に買わせて頂きます、とここで宣言しておきましょう。


#“アイ” の件は女性視点からすると恐ろしい状況だったと言わざるを得ない・・・。

posted by 秋野ソラ at 01:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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