2011年03月05日

『剣の女王と烙印の仔(7)』

杉井光 先生の2月一挙4冊刊行、最後を飾るのは 「MF文庫J」 にて刊行の続く王道
ファンタジー第7巻。“クリス” と “ミネルヴァ” が選んだ道の行方に注目です。
(イラスト:夕仁 先生)

http://www.mediafactory.co.jp/bunkoj/books.php?id=27293


獣としての強さと人としての弱さを併せ持つ “クリス” らしいところがまた顕現して
しまったとしか言いようの無い展開。“ミネルヴァ” と次に合う時は・・・などと考えると
胸中なんとも複雑な想いが巡ってしまうものであります。

もちろん、その2人だけでなく “ジュリオ” や “シルヴィア”、「銀卵騎士団」 の
面々、敵も見方も関係なく運命に翻弄されるかのように動乱の渦中へと巻き込まれていく
過程を追うにつれ、いやが上にも期待が胸に募るところです。

私個人としては 「“パオラ” が影武者なんだなぁ」 というところを図示して頂いた
ところも随分と印象に残っております。ラストの引きがどういった物語を生み出すのか、
杉井 先生が紡ぎだす群像劇の行方に目が離せません。

posted by 秋野ソラ at 01:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライトノベル
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